それなりに快調に走ってくれていたプレスカブですが、先日から偶にアイドリングが安定しないことがあり、ついには信号待ちでエンストするようになりました。エンストは何回かキックしてやると復活はするのですが、その後に帰宅してタコメーターを見るといつもよりアイドリングが高い。。。
毎日の足としてコレではイカン、ということで整備することにしました。
原因は2次エア吸入の模様
ひとまずレッグシールドを取り外してエンジンを見てみることにしました。エンジン周辺を眺めていると、インテークポート側に何やら亀裂のようなものが見えます。
そういえばこの部分、インテークポート側のOリングが純正品でなく汎用品(安かったので)を使って組んだのでした。確か呼び径は同じものの太さが違って無理やり嵌め込んだ記憶があります。
これが原因のようです。やっぱりちゃんと寸法のあったやつを使わないと駄目ですね。。。太いOリングを無理やり締め付けたせいで樹脂に亀裂がはいったようです。
予備パーツと交換
上手い具合にこの部分の予備パーツが手元にあったので、亀裂がはいった部分を丸ごと交換することにしました。問題の部分はインジェクションユニットに嵌め込んでバンドで縛っているだけなので、ネジを外したあと力を入れてひっぱると外れます。
破損したパーツと無事な予備パーツを並べてみました。明らかにOリングのサイズが違います。
修理完了
予備パーツのおかけで簡単に修理完了しました。教訓として、汎用品パーツを使う時は良く確認、ですね(当たり前か)。
その後の試走ではなにやらトルクが上がった(戻った)ように感じました。いつからこの状態だったのか分かりませんが、スプロケットを交換して感じていたトルク不足はこいつも関係していたのかもしれません。もしかすると燃費も上がるかも、と期待を抱きつつしばし様子見です。
(6/26追記)
修理後の燃費は以下のようになりました。嬉しいことに13Tのときとほぼ同じ値に復帰しています。
- 走行距離:242.70km
- 燃料消費量:2.96L
- 燃費:81.99km/L