コンテンツへスキップ

カブに風防を装着する(秋田風防もどきに改造)Part2

前回に風防部分を秋田風防っぽく改造(以下、もどき風防)しました。今度はハンドルと風防の間を埋めるプレートを作成します。お安く仕上げるためにダイソーで購入したPP板を使ってみました。

 

どういう形にするか考える

本家は写真で見る限り、しっかりとした板厚のもので作成されています。ホームセンターに行って板材をみてみると、見つけたのは以下の二つです。

  • アクリル板
  • 低発泡塩ビ板

アクリル板は強度もあって良さそうですがお値段が高いです。低発泡塩ビ板は手で曲げると若干しなりますが、アクリル板よりかお手軽です。

私もしっかりとしたものが欲しく思いましたが、今回はさらにチープにいってみました。

使用したもの

制作にあたり用意したものは以下の通りです。

  • PP厚板シート サイズ:300 x 470mm 厚さ:1.2mm(ダイソー)
  • 結束バンド
  • アクリルカッター(要らないかも)
  • ドリル
  • はさみ(これでじょきじょきとシートを切ります)
  • 定規
  • スティックのり
  • A4用紙に印刷した型

 

手順

工作手順は以下の通りです。

  1. 作成するプレートの型を作成
  2. PP厚板シートを型に沿って切り取る
  3. 現物合わせで形を修正
  4. ドリルで穴をあけて結束バンドで固定

1.作成するプレートの型を作成

まずは現物をざっくりと採寸してPCで型紙を作成しました。サイズ的にA4に納まらないので真ん中から分割した形にしています。

wind_separator_20150901

2.PP厚板シートを型に沿って切り取る

作成した型紙をPP板に張り付けます。スティックのりを使いましたが、あまりしっかりとは着かず簡単に剥がれるので丁度良い感じです。

張り付けたら型に沿って切り取ります。初めはアクリルカッターと定規を使っていましたが、ハサミでも簡単に切れました。ハサミの方がお手軽だと思います。

また、型紙中央の切り抜きは左右7cmになっていますが、柔らかいPP板をハンドルで支えるためもう少し狭く切り抜いたほうがよさそうでした。取りあえず4cmぐらいで切って現物で合わせています。

型紙に沿って切り抜く
型紙に沿って切り抜く

3.現物合わせで形を修正

切り取った板を風防とハンドル間の隙間に合わせて修正します。ハサミで簡単に切れるのでじょきじょきやりました。風防とステーに沿うように形を修正して、他に干渉する部分があればそこもカットします。

4.ドリルで穴をあけて結束バンドで固定

形を修正できたら、ステーに固定するための穴をあけます。私は左右2カ所づつに穴をあけて固定しました。結束バンドで縛るのである程度は適当でも大丈夫です。

穴をあけて結束バンドで固定する
穴をあけて結束バンドで固定する
PP板を下方から見る
PP板を下方から見るとこんな感じ

実際に走ってみる

近所を走ってみたところ、なかなかいい感じに機能していました。風は巻き込まれず、ばたばたと音もしません。

ただ、PP厚板シートだと柔らかく簡単にしなるので、上に何か物を載せるのは不向きかと思います。3枚ぐらい重ねれば少しは頑丈になるかもしれませんが、それであれば低発泡塩ビ板を使ったほうが良さそうです。もちろんお財布が許せばアクリルが一番いいかと思います。

(2016/10/24追記)

風防をつけて1年ちょっとが経過しました。PP板は耐候性がいまいちと聞いていたので早々に朽ちるかと思いましたが、健在です。もうしばらくはこのままいけそうかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください