コンテンツへスキップ

海外サイトで激安で販売されていたLEDバルブを購入してみました。形式はT10とT20ダブルとなっていた商品で、あわよくばそのまま、出来れば改造してプレスカブに載せようという思惑です。

購入したのは偶々目にとまった安い商品です。これが海外製品の全てではないのでご注意ください(価格、商品は2015/07現在のものです)。

  • T10 LEDバルブ(10個セット) $1.6

お店でパッケージに入って売られているLEDバルブからすると雲泥の価格差ですが、はたして使用に耐えるうる仕様でしょうか。幸い複数パッケージの商品であるため、分解してみることにしました。

T10 LEDバルブ(10個セット) $1.6

T10 LEDバルブ(x10)
T10 LEDバルブ(x10)

LEDバルブの分解

梱包をとき、早速ひとつ分解してみます。構造は非常に簡単なもので、LEDから出ているリード線がそのままケースから出て折り曲げられているだけです。接着剤で固定等は全くされていないので、素手でリード線を伸ばしてやればケースから外れます。

ちなみに、LED部分をよく見ると気泡のようなものが含まれていました。他のLEDバルブを確認すると気泡の位置がまちまちで、この商品は正規品の検品で弾かれたものなのかもしれません。

T10分解
T10分解

構造はLEDに電流制限用抵抗がハンダ付けされているだけで、非常にシンプルです。抵抗値は390Ωでした。

各部品はハンダ付けされていて少なくともこの個体は手で触った感じではすぐに外れることはなさそうですが、車やバイクなど振動の多い環境で使うにはちょっと不安です。接着剤やホットメルトでしっかりと固定した方がいいかもしれません。

DC12VでLEDバルブの点灯試験

DC12Vを接続して確認したところ電流値は22.6mAでした。

安定した電源(DC12V)が使用できる環境であればこのまま使用可能かもしれません。ただ、車/バイクのように電圧変動が発生する環境で使用するのであれば、抵抗を取り払って定電流ダイオード(CRD)に置き換える等の対策をしたほうがよさそうです。

T10 LEDバルブに流れる電流値(DC12Vとき)
T10 LEDバルブに流れる電流値(DC12Vとき)

LEDバルブの光り方

光り方は多少癖があるものの360度周囲に拡散するタイプでした。砲弾型LEDのように一方向に直進しないため、メータ照明のような部分に使うといいかもしれません。

T10 LEDバルブ光り方
T10 LEDバルブ光り方

所感

この製品の品質は長く使用してからしか言えないですが、ひとまず車両に載せるにあたって抵抗を定電流ダイオードに置き換え、振動でハンダが外れたりしないようにホットメルト等で固定するのとよさそうです。

 

手間がかかりますが、人によっては購入価値ありなのではと思えるLEDバルブでした。

なにせ、10個入り送料込みで$1.6の激安LEDバルブです(海を越えて配送されたとは思えない値段です)。自分でT10型式のハウジングを購入して自作するにしても、ハウジング代金+送料を考えるとこの製品を購入して分解してハウジング入手した方が安いのではないでしょうか。

バイクに乗るにナビ用とスマホ充電のためにシガーソケットが欲しく、Amazonでポチッとなしました。

それがこれ。

image

image

シガーソケットが二個と、USBポートが二個(2.1A,0.5A)あります。容量がありスマホの充電も満足出来そう、と期待です。

ただ、シガーソケットの口から中が覗けてしまうような構造で密閉出来ません。隙間というレベルではなくコーキング材で防水するのも難しそうです。
元々車用なので当然かもですが、バイクにくっつける際には防水ケースに入れるなりしないとまずそうです。

中身も覗いてみました。

image

image

USB電源部にはLT製のスイッチングレギュレータが載っていました。レギュレータの容量は足りてそうですが、2A越えて流したときの発熱が気になります。
ちなみにローサイドスイッチはダイオードです。効率は70%ちょい?

基板裏面にはLEDがのってます。この製品はLED付きバージョンと無しバージョンがあって、私が買ったのは無し版でしたが基板は同じでケースが違うだけのようです。

また、この製品にはヒューズの類いは載っていないようです。念のため、ヒューズボックスを追加して使おうかと思います。