職場で活躍してくれていたHappyHackingKeyboard、最近は使う機会があまり無くてサブPCに繋いでたまに操作するくらいだったので放置していたのですが、寝ながらか使うのにいけるというのに気付いて現役復帰しました。しかし、どうも一部キーが反応しません。記事を書くのにキーが反応しないのはちょっと困ります。買い替えるのももったいない、そこで分解修理を試みました。
環境
廉価版のキーボードです。こいつを分解して修理します。
- PFU HappyHackingKeyboard lite2
特定のキーが反応しない
使えなくなったキーは”9”と下カーソルキーです。PCに繋いでぺちぺちキーを押して確かめたところ駄目になったのはその2つだけのようでした。もし中で断線したのならもっと大量に反応しないキーが出てくるはずです。これなら修理出来るかもしれません。
キーボードの分解/修理
裏蓋のネジを外す
キーボードを裏返してネジをすべて外します(シールの下にも隠れたネジ穴がありました)。ネジを外せば簡単に開けることが出来ました。
中身を見ると意外と汚れていません。ぱっと見た感じで損傷も見当たりませんでした。
問題の箇所をアルコールで拭いてみる
ペラペラのシートを慎重にめくって問題のキーの箇所を確認します。特に何か問題があるようには見えません。若干磨り減っている?ように電極の色が変わっている箇所がありましたが、同じようなのは正常なキー部分にもあります。取り敢えずアルコールと綿棒で電極部分を軽く拭いてみました。ゴミはほとんど入り込んでいないようだったので息で吹き飛ばした程度です。
PCに接続して確認する
PCにUSBケーブルを接続して問題のキーを押下してみると、おお、正常に反応するようになりました!念のため一通り主なキーを押して確かめたところ問題なさそうです。目視では分かりませんでしたが、電極が汚れて接触不良を起こしていたのかもしれません。
ついでに埃塗れだったキーを掃除しました。組み直して作業完了です。
所感
あっさりと直ってくれてほっとしました。昔にキーボードの間に蜜柑のジュースなのか果実の一部なのかを落としたときには、ペラペラのシートにある電線が腐食してしまい直すのに半田ペーストが要った記憶があります(プラスチックのシートなんで半田ごてが使えない)。これで記事の更新頻度も少しは上がる・・・と嬉しいなぁ、とベッドで寝っ転がってキーをペチペチ叩く今日この頃でした。