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モンベルのドライサイドバッグを修理する

長年自転車のサイドバッグとしてmontbellのドライサイドバッグを使ってきましたが、経年劣化で接着面が剥がれてきました。これを接着剤を使って修理を試みました。

愛用のドライサイドバッグが裂けてきた

montbellのドライサイドバッグは生地を縫合ではなく融着して繋いでいるという特徴があります。縫い目がないので防水性が良くて急な雨でも雨合羽をかぶせる必要のない頼れる相棒でしたが、経年劣化か融着箇所が剥離してきてしまいました。

こうなると万事休すです。そもそもの形状すら保てなくなりタダの布切れまで分解してしまいます。おとなしく買い換えるにしても結構良いお値段がするので、なんとか修理して使い続けるべく接着剤で修理を試みました。

モンベル ドライサイドバッグ
愛用のモンベル ドライサイドバッグ

モンベル ドライサイドバッグの修理
底の部分が剥離してしまいました。これでは使えません。

修理に使ったもの

修理には接着剤を使用しました。大抵はくっつくと評判の"セメダイン スーパーX"です。

セメダイン スーパーX
大抵のものはくっつくセメダイン スーパーXです。こいつを使って剥離した場所の修理を試みます。

修理を試みる

使用頻度の高いバッグが劣化が酷い

私はドライサイドバッグはフロントとリア用に合計4つ購入しました。フロントはツーリング以外では使わないのでほとんど劣化していなくて、逆に普段買い物などでよく使用するリア側の2個で剥離が始まっています。特によく使用する1個(買い物とか通勤とかで自転車につけっぱなしだった)がひどくて完全に分解するのも時間の問題です。

モンベル ドライサイドバッグ 劣化
一番劣化の激しいドライサイドバッグ。剥離してきたので別なやつを使って自宅に補完していたらここまでバラけていました・・・ここまでひどくなると接着剤だけでは難しいです。ホッチキスか何かで固定すればいけるか・・・?
モンベル ドライサイドバッグ 劣化
剥がれてしまった接合面。正確には融着が剥がれたというより、元々の素材の布部分(ナイロン?)と表面のコーティングが剥がれてしまったようです。

モンベル ドライサイドバッグ 劣化
剥がれた箇所は表面が劣化してパリパリになっていました。ひっぱると簡単に剥がれてしまう状態です。

接着剤で剥離した箇所を修理する

私のドライサイドバッグは劣化が進んでいるせいかちょっと力を加えるとどんどん裂け目が広がっていくような状態でしたが、なるたけ裂け目が広がっていない状態で修理を試みた方が無難です。あまりばらけてしまうと、立体的な形状にくっつけるのがとても難しくなります。

私の場合では最も状態の悪いドライサイドバッグは接着剤で修理出来ませんでした。以下は比較的にマシで底の部分が抜けただけのバッグの修理です。最終的にはセメダインスーパーXで接着+補強として内側に布テープをはりつけておきました。見た目を気にしないのであれば外側にも貼ったほうがいいかもしれません。

モンベル ドライサイドバッグの修理
これ以上バラけないうちに剥離した面をアルコールで拭いてから接着剤を塗布します。

モンベル ドライサイドバッグの修理
セメダイン スーパーXで接着したところ。このまま完全に硬化するまで放置します。

モンベル ドライサイドバッグの修理
補強として内側に布テープを貼り付けました。取り敢えず5kgx2のダンベルを入れて持ち上げても耐えてくれましたので普段遣いには大丈夫かな。

所感

比較的に軽度な方のドライバッグはどうにか使える程度には復活させることが出来ました。

教訓としてこのバッグを長く使いたいなら雨風に晒した後はしっかりと拭いて乾燥させるということでしょうか。私の場合、濡れてもそのまま乾くまで屋外放置とかを繰り返したせいで紫外線による劣化と加水分解が進んでしまったのではないかと推測しています。ツーリングくらいなら大丈夫でしょうが、長期間に渡って普段遣いするなら少し気をつけてあげたほうがいいでしょう。

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