少し前にオシロスコープのファームウェア更新をしたばかりですが、先日にメーカHPを覗いてみるとまたバージョンが上がっていました(5.01.02.32)。リリースノートを見るにバグ修正が主のようです。ここまで前の機種にもアップデートがあるのは嬉しいことですね。
早速、ダウンロードして更新してみることにしました。
ファームウェアのダウンロード先
以前と同様にSiglentのHPからダウンロードします(要・アカウント登録)。2015/8/30現在で5.01.02.32が最新のようです。
- SIGLENT >> Service&Support >> Firmware&Software
SDS1000CNL_Update
(http://www.siglent.com/ENs/gjjrj-xq.aspx?id=1125&tid=15)
更新内容(SW:5.01.02.32)
今回のReleaseNoteには以下のように記載がありました。
Summary of Changes:
1.added bandwidth update option
2.fixed some bugs(including trigger jitter problem.
If use LongMemory and if timebase is 250us/div or less there is a jitter. If change to Normal memory no problem, if switch to
Long Memory it appears.)
ファームウェア更新手順
以前と同様にファームウェアに同封されている手順書に従って作業します。とくに手順は変わっていませんでした。
- オシロスコープの電源ON
- USBメモリのルートフォルダに圧縮ファイルから取り出したファームウェア”SDS1000CML_SSP_V100R005B01D02P32.ADS”を格納する
- オシロスコープにUSBメモリを接続する
- UTILTYボタンを押して、表示されるメニューから”ファームウェア更新”を選択する
- 何やらメッセージが表示されるので、ファームウェア更新に挑む場合は”SINGLE”ボタンを押す
- ファイル選択画面にUSBメモリの中身が表示されるので、拡張子がADSになっているのを選んで(文字数制限でSDS10~.ADSとかになってる)、”Load”を選択する
- ファームウェアアップデートが開始されるので、しばらく待つ(このとき電源OFFすると多分お亡くなりになるので注意)。
- 成功するとビープ音とともに”Update success!”的なメッセージが表示される
- 勝手に再起動はしないので、自分の手で電源ON/OFFする。念のためにバージョンを確認して更新されていれば成功。