[レビュー] 格安ICウィンカーリレーとハイフラ対策

今度は海外製の格安ICウィンカーリレーを購入してみました。部品形状はうちのプレスカブ(JBH-AA01)と同じでポン付け出来る、ハズ。送料込み約170円、使えればもうけものの安価な製品です。

 

購入したウィンカーリレー

製品の外観

届いたICウィンカーリレーです。外装はオレンジ色のプラスチックで安物感が漂います。2端子(バッテリー端子、ウィンカー端子)仕様で、点滅速度が調整出来るようになっていました。

ICウィンカーリレー
ICウィンカーリレー
ICウィンカーリレー(背面、中央のダイヤルで点滅速度調整する)
ICウィンカーリレー(背面、中央のダイヤルで点滅速度調整する)

動作確認

まず卓上のDC12V電源に接続して動作を見ることにしました。ウィンカー代わりとして以前に購入したLEDバルブを使用します。

通電してみるとLEDバルブが点滅しますが、間隔が早すぎます。この製品は点滅間隔が調整出来るのでドライバーを使ってぐりぐり回してみましたが、どうも安定しません。点滅間隔が遅くなる方向に回してやると点滅動作しなくなりました。

また、点滅といっても完全に消灯->点灯->消灯と繰り返しているわけではなく、消灯時に減光しているだけに見えます。オシロスコープで出力側の波形を見てみると、OFF時も約8Vが出力されていました。手元のLEDバルブは8Vでもうっすらと光りますので、これが原因のようです。

ICウィンカーリレー波形
ICウィンカーリレー波形(OFF時にも約8Vの電位があります)

 

製品分解

分解して中を見てみました。ICウィンカーリレーの足が出ている側を見てもらえば分かりますが、ツメではまっているだけですのでドライバーか何かでこじれば外すことが出来ます(防水も何もないので、使う前にコーキング材か何かで隙間を埋めた方がよさそうです)。

中身はFET?を抵抗とコンデンサで設定した時定数でON/OFFする回路のようでした。

ICウィンカーリレー分解(その1)
ICウィンカーリレー分解(その1)
ICウィンカーリレー分解(その2)
ICウィンカーリレー分解(その2)

点滅速度が速すぎる対策

このままでは、手持ちのLEDバルブだと点滅間隔が早すぎて使えません。色々と試してみたところ、ウィンカーリレーの出力側を抵抗(私の場合は22kで丁度よかったです。47kだと大きすぎる)でGNDに接続してやると、点滅速度をゆっくりに設定しても動作するようになりました。また、消灯時にうっすらとLEDが発光している現象も無くなります。

ICウィンカリレーに抵抗追加
ICウィンカリレーに抵抗追加

実際に確認できてはいませんが、LEDバルブによってはCanBUSエラー対策としてLEDバルブ側の+,-端子間に抵抗が接続されている製品があるようです。この製品であれば上記のような対策をしなくとも動作するかもしれません。

ICウィンカーリレー波形(対策後)
ICウィンカーリレー波形(対策後)
ICウィンカーリレー波形(抵抗を取り外すと動作がとまってしまう)
ICウィンカーリレー波形(抵抗を取り外すと動作がとまってしまう)

所感

最初は全く使えないかと思いましたが、LEDバルブ側に抵抗を追加してやれば使えそうです。ただ、本体ケースは防水ではないので点滅間隔を設定した後、車体に設置するときにコーキング材で隙間を埋めた方がよさそうです。

 

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