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カブFI電源系統の電圧/波形を計測する

Posted by on 2016/10/10

カブには直流/交流の電源系統があります。それぞれDC12V, AC12Vとして考えていますが実際のところどんな波形になっているのか気になったので調べてみました。

 

環境

以下の環境で測定しました。
(他の年式のカブでは違った結果になるかもしれません)

  • 2008年式FI仕様プレスカブ(JBH-AA01)
  • デジタルオシロスコープ
  • テスター
DSC_0088.JPG

使われているレギュレータは以下のようなタイプです。

RIMG1828.JPG RIMG1826.JPG

 

オシロスコープで波形を取得する

計測した場所

丁度カブのテール/ブレーキランプには交流,直流が両方きているので、テールランプ端子にオシロスコープをつないで波形をとりました。

RIMG0003.JPG

 ソケット(T20)端子の配置は以下のようになっています。

(上)
GND AC
————
GND DC

RIMG0004.JPG

直流系統

エンジン停止時はバッテリー電圧が出て、エンジン稼働時は14-15Vが出ています(サービスマニュアルにも記載があります)。
DC12Vで動く機器はたくさんあれど、どこまでの電圧に対応しているか機器ごとに違うでしょう。仮にマージンが+/-10%だとすると上限は+13.2Vです。車載が前提の製品はそれなりに考えられているかとは思いますが、そうでない場合は瞬時に壊れることはなくても使っているうちに駄目になるかもしれないので注意です。
直流系統から何か別な機器(GPSとか)に直結する場合は、この電圧をかけて問題ないのかを確かめたほうがよさそうです。

waveform_cub_dc12v_20161006.png

交流系統

FIカブの交流系統は全波ではなく半波(しかもマイナス側)になっています。テスターで測るとアイドリング時に9V台でした(計っていませんがエンジンの回転数があがれば12V?)。ピーク電圧は-27Vです。
普通に交流ときくと0Vを中心に+/-に電圧が変化しているのを想像すると思いますが、実際にオシロスコープで波形を見てみると御覧のとおりです(サービスマニュアルをよく読むと半波整流と書いてありました)。

waveform_cub_ac12v_20161006.png

 市販されている交流対応のバルブで”カブFI仕様車は非対応”と書かれているものがありましたが、この半波が原因なのかもしれません。全波の交流を前提としているものがほとんどな気がします。

交流系統に外部機器を繋ぐことはないと思いますので、ここが問題になるのはヘッドライト、メータランプやテール/ブレーキランプのLED置き換えを考えるときでしょう。
テール/ブレーキランプをLEDに置き換えるなら、LEDバルブを自作したほうが早いかもしれません。

RIMG0005.JPG

 (こんな感じにジャンパーを生やして計測しました。ただ、交流系統は負荷(バルブ)を繋げないと出力されなくて、結局バルブを刺して隙間からプローブで当たることに。。。)

 

参考

この記事は以下の内容を参考に記載させて頂きました。

  • エレラボドットコム – 電子工作の知恵袋 – LEDの異常 その2 点灯しない
    http://www.ele-lab.com/led_trouble2.html
  • HONDA スーパーカブ50/プレスカブ50/リトルカブ サービスマニュアル

2 Responses to カブFI電源系統の電圧/波形を計測する

  1. 匿名

    ネット上ではよくヘッドランプ等は交流であると言われていますが、
    実際は”整流”された”直流”なんですね。波形で示して頂いて大変分かりやすいです。
    しかしピーク電圧が27Vもあると、平滑してそのままLEDに出力したら壊れてしまう…

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